風邪っぽいので、3連休前だというのに引きこもって夜遊びしないことにしてみた。それで久々に映画でも借りてみるかとDVDレンタル屋に行ってみたら行列。適当な新作4本借りて、ポップコーン買いにスーパーに。これまた行列。割るためのソーダはラス1。老若男女、みんなくたびれた顔して酒買い込んで、中には同じDVD屋の袋持ってたり。そうか、これが一般的な連休前の都会人の姿なのか、と東京に住んで18年目にして初めて目の当たりにした気がした。音楽とかやってると、身の回りの友達や仲間は何かしら活動をしている人が多くて、金土祝前日の夜とかは大体イヴェントとかがあって、身近な人はいつも何かをやっていたり、逆に遊びに行ったり。僕はシフトで働いているから、自分の平日休み前日とかはここまで一斉にみんなが休みに入る準備してないから、初めて。引きこもって映画を見ながらビール飲んで、たまの休日を過ごすのも悪くない。若干うきうきしながら今を迎えている。でもあの瞬間なんだかすごい違和感を感じてしまった。なんでかな。これを書きながらそんなに中身のないオサレなフランス映画を眺めてたらはっとする言葉が流れた。「ママはそれで幸せなの?」「幸せよ。幸せと決めたから。」ま、そうじゃないっていう映画なんだけど。

と、書いてから4時間。今3本目のDVDに突入中。今見終わったSocial Networkはすごく面白かった。もちろん、出演陣がみんな本当にこんなにかっこいいわけないけどさ。フィクション作品としても面白かったし、なんかわくわくした。NapsterのSeanが「目先の利益にとらわれず、クールであるべきだ。100万ドルの会社は作れるかも知れないけれど、クールじゃないと10億ドルの会社は作れない。」というような発言をしていたことはとても響いた。その点だけは少なくとも、まさにそうだと思う。10億ドル作ろうなんてことは考えていないけれども、クールという点では、僕ら音楽もそうありたい。そうじゃないと、普通のぱっと売れたそこらのバンドみたいで面白くない。せっかくならかっこいいことやってやりたい。人生はなかなかそうも行かないけどね。現在Facebookのある街=カリフォルニア州のPalo Altoは僕が小学校の時に住んでた街で、Stanford大学のある、学生街。街並みがとてもなつかしかった。学生時代はBostonなんだけど、カリフォルニアに引っ越す前はコネチカットという近くの(ド田舎の)州に住んでたからそっちの街並みもなつかしいのです。大学を出てからずっとIT関連の仕事をしているのも、Palo Altoに住んでた頃の影響で、本当英語とITがなかったら今頃のたれ死んでたかもね。Bob Dylanを教えてくれたのも合わせて、Steve Jobsに感謝。ああ、西海岸も行きたいな。CupertinoのApple本社でグッズ買い漁りたい。

観てる映画は恥ずかしい話題作しかないから言わない。正直あんまり映画には詳しくなくて、色んな人に教えてほしいものです。オススメあったらTwitterとかコメントとかなんでもいいから教えてください。

ま、そんなこんなで今週末日曜日、4年ぶりのバンド企画がとても不安。
でもね、やっぱりさっきスーパー行って思ったんだ。すごく幸運だなあ、って。色々やりたいことも見つけられて、日々も忙しいし大変だけど、やっぱり実のある事やっててよかったなって。Facebookみたいな、すごいウェブサイトを作れるわけじゃないけど、何か自分でやってることがあるってとても幸福な事です。僕たちなんて難しいこと一つもしてないから、もし聴いていいなって思ってくれて、これなら僕でも・私でもできると思って音楽とか、映画とか、絵とか、詩とか、zineでもなんでも、やってみようかなって思ってくれたらすごくうれしいです。そういう音をずっと鳴らしていたいです。

なんつって、熱くなってしまったけど、企画です。もしよかったら遊びに来て下さい。(たぶんもう一回しつこく宣伝するけどゆるして。酔って一言書きたくなったのだ。)


2011.7.17 (sun) @東高円寺二万電圧

CAUCUS RACE
-wandering ones release party-
open / start : 18:00 / 18:30
adv. & door : 2000yen(D別)

ACT:
CAUCUS / SiNEGroundcover. / Yucca少女スキップ
DJs:
chicchi (bluestarsnight) / 町田町子 (bluestarsnight)
 
 
 
 
 
 

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