昨夜仕事から帰って来て、いつものように、KEXP.org (YNGWや僕が大好きな、デスキャブなんかもスタジオ・ライブをやったことのあるシアトルのローカル・ラジオ局。)のストリーミングを再生したら、Sparklehorseのこの曲が流れて来た。

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=C7rOKhmnw44]

”Sad & Beautiful World”

Sometimes I get so sad
Sometimes you just make me mad

It’s a sad and beautiful world
It’s a sad and beautiful world

Sometimes I just won’t go
Sometimes I can’t say ‘no’

It’s a sad and beautiful world
It’s a sad and beautiful world

Sometimes days go speeding past
Sometimes this one seems like the last

It’s a sad and beautiful world
It’s a sad and beautiful world

そうだった。
今日うちの岩本ケンゴくんから、仕事中、「Sparklehorseの人死んだね。自殺だって…。」
と告げられたんだった。

もうこの素晴らしい歌を歌っている人はこの世にいない、と思ったらやるせなくなって、涙が出そうだった。

Mark Linkous。また一人偉大なミュージシャンが逝ってしまった。

新作のリリースもアナウンスされてただけに、本当に残念でならない。

僕は、仕事柄に元々の雑食気質も手伝って、常日頃から本当に貪欲にいろんな音楽に耳を傾けます。
アバンギャルドだったり、オルタナディヴだったり、ダンサブルだったり、本当にいろいろ。世の中にはたくさん素晴らしい音楽が溢れている。

でも、その中でも一番好き、と言うとちょっと違うんだけど、普遍的で心に響くメロディーを擁している音楽に勝るものはないな、と思うときがある。例えば自分が死ぬときに、ふっと頭に浮かぶのって、ギターのフレーズでも、リズムでも、ノイズでもなくて、きっとメロディー、歌なんだ、と。

彼は、奇しくも同じように自ら命を絶ったElliott Smiths や Nick Drakeと並んで、僕にメロディーの大切さを教えてくれた存在の一人でした。

この場を借りて哀悼の意を捧げます。

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=AP8P694v-NM]

chang_jr.

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