ライブの感想など
先日のmotionありがとうございました!メンバーが出かけたり、自分たちの出かける準備だったり、毎日いろいろやっていて書こうと思っていたblogの更新が遅くなってしまいました!
この前のライブの後お世話になっているライターさんから嬉しいメールを頂いたのでblogに載っけます〜。
ライヴに関して、ライヴ評を書くぞ、と思って行ったライヴではなかったのでライヴの感想は抽象的なものになってしまうんですが、結論から言えば良かったです。ワンマンで観たときよりもリラックスしている印象を受けました。演奏そのものも、鳴らされている音そのものが喜んでいると感じました。と書けばおかしな表現ですが、混ざりたくなる音なんですよ。
エンケンさんはディランを聴いて、「俺もギターを弾かなきゃ」と感じたそうですが、僕は22日のコーカスのライヴを観て、「俺も演奏に混ざりたいな」と感じました。そういった親密性のある演奏だったと思います。できることならステージに上がって一緒に音を鳴らしたいとも思いました(笑)。人を棒立ちにさせるのではなく、人を動かす音楽をコーカスはやっていると感じます。
でも、だからといって、当然ながらカラオケのりだったり内輪のりではない。声が聴こえるんです。音楽から「こう思う」という声が。みんなはいろいろな事象をひとつの正解だと思える法則に則って考えているのかもしれないけど「でも、僕は、こう思う」という声がコーカスの音楽から聴こえます。つまるところ、レイドバックしたところはあるけれど、こだわりを持っている。譲れない領域を持っている。そしてその領域はとても大きく、あくまでもアイデンティティの拠り所は「自分以外の何か」ではなく、「自分達」なのだと感じました。僕がコーカスに惹かれる理由はそこなのかもしれません。少なくともアイデンティティの拠り所を、ジャンルの融合や、演奏技術にはしていないし、過去の音楽の遺産に頼ってもいない。デューク・エリントンの言葉に「一度出した音は、それが間違ったものであれ、どんなものであれ、その音を認めなければならない」というのがあります。出している音に迷いがない、出す音に怖がっていない、と、強く感じられた演奏でした。メンバーの方々にしてみれば、そんなことは当たり前じゃないかと言われるかもしれませんが、どこか『ノー
・ニューヨーク』的なところを感じたのは確かです。これまた音楽性はコーカスと異なってしまいますが。
ああうれしいなー。がんばるぞー!ありがとう田中さん!
ひろこ
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