ルミナスで一緒にやっていて、公私共々なかよくしてもらっているいとちゃんがスカート名義でソロ参加してるということを京都名古屋ツアーで初めて知り、当時購入した2001年発表のコンピレーションmo-roughを押し入れから引っ張り出して久々に聴いてみた。最初に飛び込んでくる一曲目のFinderrr / you & me togetherを当時大好きだったことを思い出し、初恋の嵐/commonbillの西山さんが亡くなって本当に悲しかったなとか、サークルの先輩がいたバンドとしてcyclon 86に憧れてたなとか、ちゃんと曲を書き始めた(始めようとした)のも2001年だったとか、The Strokesの来日公演に行って初めて外タレライヴをみたんだっけなとか、恥ずかしい19の頃の思い出に浸りながら、改めてスカートの曲を聴き、9年前から僕はこの人の音楽を知っていたんだと嬉しくなった。僕の21世紀の幕開けは、当時まっ暗やみのどん底のような気分だったけれども、今思えばこれ以上になく素晴らしい幕開けだったのかも知れない。

そんな甘酸っぱい大学一年の思い出に浸りながらも、このコンピは恥ずかしさも素敵さも持った、いつ聴いても名曲と思える楽曲と、いい意味で微妙な曲(褒めてるんですよ、本トに)とが絶妙なバランスで散りばめられていて、今聴いてもとても新鮮だと思いました。そういうコンピレーションっていうのは名盤なんです。Cherry RedやSarahもこういうの沢山出してたな。最近は曲単位でダウンロードできちゃうからあんまりコンピって流行らないけど、こういう動きはいつだってあるし、瞬間を切り取ったような作品はそれだけで常に意味があるように思えます。

もうすぐ2011年。10年も前なんだな。少しは成長しただろうか。

地球はまわりまわって元の位置、とはちみつぱいは言いましたがそんな気分でmo-roughを聴いています。

土曜日はライヴです。色んな事があってGumbyが抜けて、急な流れの中で西浦さんに助けてもらって2回ライヴやったけど、ようやく気持ちに落ち着きを持って遠藤さんと思いっきりスタジオで練習してます。

出番は思ったよりも早くて、終電組も余裕で間に合う21:50から40分ほど。是非この編成での初めてのライヴ観てもらいたいです。再始動っていうと大げさだけど、気分としてはそんな感じ。滞在中にほとんど単なる飲み友達となってしまった、WoodsのLucasソロの”Nonhorse”、アメリカ帰国前最後のライヴも、フライヤーには乗ってないけど、決まりました。ド変態なテープノイズだけど、センチメンタルで優しい響きをしてるんです。

それでは、お会いできる方、12・4に渋谷はSECO Barでお会いしましょう。

yngw

 

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