anyday5/5日本先行発売のThe Sea and Cake 6年振りの新作アルバム『Any Day』の歌詞対訳を担当しました。

The Sea and Cake(ザ・シー・アンド・ケイク)
『Any Day』(エニイ・デイ)

THRILL-JP 50 / HEADZ 229(原盤番号:THRILL 459)
価格:2,100円+税
2017.5.5 on sale (digital:2018.5.11) ※オリジナル(US)盤発売日:2018.5.11

●日本盤ライナーノーツ:片寄明人(GREAT3 / Chocolat & Akito)
●日本先行発売
●日本盤のみ歌詞(対訳)付き

あのザ・シー・アンド・ケイクが戻って来た。

6年振りの新作アルバムは、サム・プレコップ、ジョン・マッケンタイア、アーチャー・プルウィットの3ピースとなって初のリリース作で、サムのヴォーカルにフォーカシングした、近年では最も歌心溢れる、爽やかでエレガントなポップ・ソング集となった。

今やブライアン・ウィルソンの作品には欠かせない存在(2016年の“ペット・サウンズ 50周年アニバーサリー” ツアーでは音楽監督)となったポール・マーテンズが久々に(2000年のアルバム『oui』以来)ゲスト参加して、アレンジを彩り、ユーフォン(Euphone)名義での活動でも有名なニック・マクリ(Thrill Jockeyからもリリースしていたザ・ジンクスのメンバーでもあった)がダブル・ベースで参加している(その他の曲のベースはジョン・マッケンタイアが担当)。
http://www.faderbyheadz.com/release/headz229.html

The Sea and Cakeといえば大学生の頃『one bedroom』をHeadzさんからリリースされた日本盤を買って聴いていたのを覚えています(『oui』はレコードで持ってる)。まさかこんな形で新作のリリースに携わることができるとは、思っても見ませんでした。上記オフィシャルの紹介にもありますが、今作はポップさを強く感じる爽やかなアルバムです。色んなリフやリズムが折り重なって出来上がる不思議で心地よいシンプルな複雑さがこのバンドの魅力だと思いますが、歌詞の方も不思議なところで途切れていたり、英語として正しくあろうとする文法的な縛りから解放されて、リズムやメロディを重視した切れ切れの文章が羅列しているような印象でした。(訳者としては色々と悩ましかったですが)面白い作品に仕上がったと思うので、こちらもまた是非先行発売の日本盤を手にとって頂けたらー!

-k

 

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